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プレハブ

80年代に京都大学当局との間で廃寮化反対運動が展開された際、吉田寮の別棟であった吉田西寮が老朽化を理由として撤去された。

この吉田西寮のかわりに用意された代替用住居スペースがプレハブである。壁面には、吉田西寮の再建を願う「西寮再建」の文字が見える。時期によって入居者は異なるが、現在でも十名前後の寮生が生活している。大部屋ということもあって、吉田寮のなかでもとりわけにぎやかな共同生活の場のひとつである。

高田敦史)

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